名ソムリエの、ふだんワイン
柳 忠之 (著) 外山 俊樹 (写真)
朝日新聞社 (2005/5/12)
4023303550
めずらしく、時をわすれて読みふける。
そうそう、こういうのがあったらいいなーと思っていた、プロが選ぶ飾らないおうち用ふだんワイン。
ティスティング、品種、基本知識が、当然のように分量よくちりばめられていて、
プロが発する言葉ならではの重みと正当性も。
冷やしておいた湯のみで常温の冷えてない赤を注ぐ、とか。
わたしもお気に入りの常滑焼きをつかってみよう、とか。
写真がまた絶妙でほれる。
全体の半分が写真なのに、読み応えが十分、それは片側の写真もちゃんと語りをもっているから。
すばらしい印象。
バンコクの古本屋で50B。 なぜか値札は100B。